ビアン業界の先輩
わたしのことを「藤崎チャン」と呼んでくださるパイセンがおります。
そんな人生の先輩と先日、ゆっくりお話しすることがあったのですがその方の言葉が忘れられなくて。
「年齢を重ねると、若い頃には想像もしなかったことが身近に起きるんだよね。 好きな人が病気で倒れたり、死別したり。急に孤独になったりして。 私たちみたいな生き方は家族を持たない生き方だから、独りで生きる覚悟が必要だけどさ。わかってたけど、恋愛って、過酷だなって。…違うなぁ、恋愛が過酷じゃないんだ。生きることって過酷だなぁと感じるよ。」
・・・と、笑いながらサラッとおっしゃってた。
生き方は人それぞれだし、もしかしたら家族を持っている人でも孤独を感じることだってあるかもしれないけれど、諸先輩の言葉は自身の実体験から溢れる言葉なので、とても響きます。
そう考えると恋愛以外に大事なものや、じぶんの心地よい居場所があると、より安心した豊かな人生が歩めるのかもしれませんよね。 視野を広くし、見識を深める。
いつも明るく、周囲に気を使わせないという気遣いをしてくださるセンパイ。
わたしにだって。これからどんな困難が降りかかってくるのか。 ちょっと怖い。
私は、脆い部分もあるので自分が心配になっちゃうけれど、心が折れても休み休み人生を歩めると良いなぁ。
なんとも言えない。 なんとも言えない時間でした。
それでも、恐れずに自分の行動力と判断力を信じていきたいなぁ・・・。