そうそう。私は、LGBT当事者ではあるけども、啓発的なLGBT活動家ではありません。
イベント運営を生業にはしていません。
本業が休みの日に、女性が恋愛対象の女性が集まる、出会える場所を細々と創っている♪ そんな感じです。
日曜のお昼間、明るい時間・・・♪
駅から徒歩圏内のカフェを貸切って。気軽にフラっと参加できて、誰かと出会えたり、久しぶりの再会にワクワクできる。そんな場所があったらいいなぁ〜って思って。
LashikUのイベントコンセプトは、全てそこが起点です。
あえてセクシャルマイノリティの多いスポットでの開催とかではなく、日常を感じられる街中のカフェでの開催。
初心者さんオフカイの開催の発端は、「私が、こちらの業界のデビューでビビったから・・・。」というのが発端です。
私が18歳くらいの頃でしょうか。 個人主催のオフ会と、マイノリティスポットでの飲み会!?みたいな、ちょっと足を踏み入れづらいところしか無かったんですよね。 今みたいに、ネットで調べれば何でも出てくる時代でも無かったですし(笑)
行くには、相当の勇気と根性が必要でしたね。
それに、私に必要なことってLGBT用語に囲まれた空間でも何でもなくって、もっと単純で純粋な部分だったから。
私みたいな人って、きっと多いと思うから・・・。というのをきっかけに初心者さんオフ会というのを始めてみました。
今では(初心者さんオフカイ)というイベントを定期的にLashikUでは全国で開催しています。
「初心者さんオフカイ」というワードですと、逆に私が「プロなのか!?」ってことになってしまいますが、しっくりくるワードと分かりやすいワードが見つからなかったので、あえて「初心者」というワードを使っています。
・女性限定、年齢不問
・女性を好きになった経験があったり、恋愛そのものがよくわからないなぁ…という方のご参加が多いです。
その中でお話しすることは、自分自身(藤崎)の経験や体験からのお話し。そして必ずお話しすることは、「私の生き方はこうだったけど、それが全てではないということ。」視野を狭くしてほしくはないので、私という生き方をサンプルにしてお話はするけども、これがL!というわけじゃないということ。
ネットでは、Lってこう!とか、タチはこうでネコはこう! みたいな決めつけた情報が多く溢れているなぁと思います。 ある程度の傾向はあるにせよ、カテゴライズに偏りすぎた情報は怖いというか、そういうワードよりも、もっと個々の想いがあってのものだと思うので、そこに多少違和感があったりもします。
メディアには登場しない、虹色の旗を振らない当事者もいるということ。
顔出しをしない当事者もいること、SNSや日々の報道の中で、目に見える全てが全てじゃないんだということを、お話ししたいなぁと思っています。
いろんな人がいるということを知ってもらえたら嬉しいです。そして、そこが1番大事な気がします。
良い、悪い。とかを伝えたいのではなく、色んな人がいるということ。
いろんな人がいて、色んな生き方があって、いつだって生き方を決められるし、変えられるということ。
1度の人生なので、自分はどこにいるのが居心地がいいかなぁ…って♪
その選択肢の1つをお話しするだけ。なんですよね♪
初心者さんオフカイは、私を初心に戻してくれる場所。
・・・そんな風にも思えます。視野を広く、フラットに。
次回は東京開催なので、今から楽しみです♪・・・何を話そうかなぁ♪