台風15号によって、甚大な被害をうけた千葉県。
が、地元の藤崎です。お久しぶりの更新となりました!
メールなどなど、心配をしてくださったみなさん、どうもありがとうございます!!
実家は、今朝方 電気が復旧しました!(歓喜!!)
とは言え、丸4日間の電気なし!水道なし!!電波なし!!!のサバイバル生活は経験した人でないとわからない過酷さがありますね。
私も数日、仕事を休み・・・物置の屋根の補修を手伝ったり、近くの小学校でボトルの水を配ったりと、気がついたら日に焼けて真っ赤になってしまいました。
昨日今日は、気温も低く日中は過ごしやすいですが、停電断水をした日と翌日は猛暑・・・。
クーラーも、冷蔵庫も使えない日中は地獄です。
子供やお年寄りは、本当に過酷だったと思います。 朝晩ひっきりなしに救急車のサイレンが聞こえてきましたから。
停電中は、熱帯夜に耐えきれず車中泊をしている家族も何世帯もあったみたい。
なので、近くのガソリンスタンドは給油待ちの長蛇の列。 3時間待ち。 一晩中エンジンをかけていたらガソリンなんてあっという間になくなっちゃうもんね。
おなじみのあのコンビニも・・・
何もなく・・・。
空っぽ。。。。
買えたのは・・・
店員さん「コーヒーは出ないですけど、氷だけなら売ってます」ということで、氷のみをゲット!! (してきたのは、兄でした)
ちなみますが、だからと言って、安いわけでは無いのよ♪
でもね、私なんかはアクアラインを渡って物資の調達や給油ができるから良いんです。 市街から離れた一人暮らしのお年寄りは、コンビニまで歩いてなんて行けないだろうし。
とにかく耐えるしかなかったんだと思う。
携帯の電波も無い地域もあったりして。 おばあさんが、熱中症で携帯の電波もなく救急車が呼べなかったと。 そんな悔しくも何もできない自分の無力さを感じました。
子供の頃、よく遊んでいた公園。
景色が一変していました。
小学校の近くなのに、いまだに消えている信号。
停電の影響で、給食も食べれずに今日も早下校。
街の中ですら、この状態。
市外に車を少し走らせると、おじいさんが屋根に登って修理をしている姿が。
台風で吹っ飛んだ屋根にブルーシートをかけていました。
そんな田舎町に、黒塗りの車にスーツ姿のリフォーム詐欺師が来ているらしい。
今日は、注意喚起の広報が流れていました。
どこまでも心が貧しい人っているんだろうね。
電気が通ったから、もう大丈夫!な、わけないし。 色々な片付けや修理がこれから待ち受けている。
そして、まだまだ停電断水している家が多い。
まだ、食べるものが当たり前に手に入らない人もいる。安心して眠れる状態にない人も多い。
今夜は気温が低い。温水シャワーすら浴びることができない人もいる。
食べるものが当たり前にあって。 安心して眠れる家があって。 それがどれほど幸せなことなのか。 改めて感じています。
一人暮らしをしている、裏のおばあちゃんが
「みんな生きてる、よかったよね」と、笑顔で言っていたのが印象的でした。
日中は、実家の家族と一緒に過ごしていたおばぁちゃん。
でも、TVもクーラーも付かない、真っ暗闇な夜を一人で過ごすおばあちゃんは、すごく不安だったと思う。
ライフコミュニティの大切さも学んだ気がします。
1日でも早く、みんなが安心して眠れる夜が来ますように。。。