ビアンの老後
うーん…。 日々のスケジュールに追われて全然イメージできていない。
なんとなく漠然と考える事は大きく3つ。
1・定年後の収入。
人によって個々に捉え方は違うと思いますが老後資金を使い始める年齢の平均は65.1歳だと先日保険屋さんが教えてくれました。
老後資金は2000万が必要だ!いや3000万だ!とニュースで取り上げられていますが、それなりに大きい額が必要なことは間違いないですよね。
私が母にカミングアウトしてからクチすっぱく言われてきたことがあります。
母 「年金をアテにしない生き方を考えなさい。若いうちにとにかく貯金して、資産運用をしなさい。」
独りで生きて行く覚悟みたいなものを突きつけられた気がします。
もちろんパートナーと一緒に生きて行くけれども、例えばパートナーが倒れた時に、お金がないとかで不安な想いをお互いにしたくないしね。
二人で1つの生活をどうにか維持できる状態よりも、自分もしっかり自立できて、+a 相手も余裕で養えるくらいの余力がないと不安と言えば不安。
女ひとり、生きていく。 お金がないと、やっぱりココロの余裕もなくなるし、なんかちょっと寂しい老後絵図みたいなのって切ない…。
でもコレって、ビアンだからとかって関係なくて私がノンケでも同じようにしていたと思います。
母の助言が身に染みつつ、お金との向き合い方を今一度しっかり考えたいと思いますよね。
2・介護が必要になった時のこと。
最近、母が体の調子が悪くて介護とまではいきませんが、母の面倒を2週間ばかり看る機会がありました。 病院ではなく、自宅で。
いやぁ・・・現実的に介護というのは大変だなぁと痛感。これは、する方もされる側も、精神的に追い込まれるというのも納得。
・・・っていうのも、母は子供たちに迷惑をかけたくない。という思いが強い世代なので、とにかく私に面倒をみてもらうことに抵抗があって、その想いが伝わるしで、感慨深い2週間でした。
いつかやがて本当にくる「その時」に、覚悟を持っていかねばな。と、思える時間でしたね。
とは言え、母は子供が3人いるので何というか、やがて来る介護は安泰。
私には子供がいないので、やれ役所に介護申請だ、ケアワーカーさんと打合せだなんだというのも己がやらないといけないわけですね。
(介護については、しっかり調べてLashikUマガジンにUPします。)
年齢を重ねると、どうしてもコミュニティが狭くなってしまうので、アンテナを張って情報を自分で取り入れないといけないですね。
最期を、どう迎えるか。 漠然とでも考えてみるのもいいかもしれません。
3・パートナーと別れたときのこと。
別れのパターンは、性格の不一致などでの別れもあるし、もちろん死別もあると思うんです。
老齢になった私。彼女に先立たれて、現実的なことを色々済ませて、ポツンと独り残ったらどうしよう…とか。
どうしようも、こうしようも無いんですけどね。
そんなことを想像しながら、それでも前向きに生きていきたいなと思った時・・・やっぱり友人の存在って大きいと思うんです。
将来的にシェアハウスを建設して、ゲイカップルとかビアンカップルが一緒に住んだりして、デイサービスもシェアハウスに迎えに来てもらって、何かあっても支えあっていける場所を作れればいいなぁ。(笑)
とにかく、精神衛生上特に、狭い世界に固執していては良くないなぁと思います。
漠然と考えていることを文字にしてみると‥やっぱりリアル。
コレを書きながら目が覚めてきちゃったよ。
でも、現実に逃げてばかり居ても何にもならないし、結局 不安は解消できないので、現実としっかり向き合って、パートナーと支え合って笑顔の絶えない人生であったと言えればいいですよね♪
そして何よりも、そんな老齢期の話をできたり、真剣に話を聞いてくれるパートナーが居るだけで未来の安心感は格段に変わるものかもしれないですね!